2008年10月27日

福岡は宝満山へ行く

 実は、自分の趣味が高じて時々、町の文化財調査委員さんの調査のお手伝いをさせてもらっています。

 先日、その関係で福岡の宝満山に登ってきました。

 1泊2日の泊りがけで、1日目は大宰府天満宮と九州国立博物館を見学。

 国宝・天神さま展見てきました。

 国宝の北野天神縁起絵巻はもちろんのこと、アメリカのメトロポリタン美術館に収蔵されていた北野天神縁起絵巻の一部が里帰り公開されていたり、菅公縁の品々と伝えられるものや、大宰府天満宮の年中行事なども。

 九国博は2回目なのですが、一緒に常設展示の方も見てきました。

 次は九州の装飾古墳関係のところに行ってみたいなぁ。



 そして2日目は今回の主目的、宝満山の修験道遺物調査です。

 調査とはいっても本格的なものではなく、写真撮影等が主。

 宝満山には幾つかの登山ルートがあるようですが、今回は竈門神社下宮より出発。

 まずは今回の研修の無事を祈ってお参り。

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 こちらの神社は縁結びや家庭円満の神様だそうで。

 また、縁結びだといっても色恋沙汰だけでなく、仕事や友人などいろんな縁も結んでくれるとか。

 境内の中も小さな滝が流れていたり鹿が飼われていたりと非常にゆったりできる空間でした。
 デートのコースにいかがでしょう?


 この日は福岡県内の2つの小学校の遠足と被っていたようで、150人の小学生たちに続いて山入り。

 それではプチ冒険にしゅっぱーつ。

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 2合目・一の鳥居。

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 3合目の休堂跡には休憩場所が。

 湧き水には、近所の方が設置されたのか柄杓も置かれています。

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 ありがとう、お水とってもおいしかったです。


 難所・百段ガンギ。

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 けど左右には坊跡らしき石積みが。


 登りきると7合目、ちょっとした広場になっており、近くには閼伽井が。

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 お堂の屋根が傾いてるよ(´・ω・`)

 誰か直す人はいないのだろうか・・・

 あと、ここのお水はあまり飲みたそうなお水じゃなかったな。

 3合目のお水、オススメです。


 この広場の閼伽井の反対側には、宝満山の中では異色な石造りの建物跡が。

 これが坊の1つなの?と思ったらどうやら違うようで、どこかのお金持ちの方がホテル?を作ろうとして頓挫したのだとか。

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 中宮跡を過ぎて少し行くと、左側に小高くなった場所があり、梵字と碑文が彫られた巨石が。

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 こんな感じ。

081024_133154~Shizennsekibonji1~1~.JPG

 岩の下の亀裂には像が安置されていました。

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 下の登山道から見上げるとこんな感じ。

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 その先、羅漢めぐりや女道の方には進まずに男道の方へ進むと、次は自然の崖に掘られた梵字と碑文。

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 この左側上部、左右に2箇所あるのですが、こちらは双方廃仏毀釈時に削り取られてしまった様で痕跡を残すのみ・・・

 また、ケータイの写メのため、見難いです。

081024_132431~Shizennsekibonji2~1.jpg

 こちらは光の加減でさっぱりわからないのですが、もう1つの方はまだなんとか。

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081024_132518~Shizennsekibonji2~2~.JPG

 多分カメラの方ではもう少し見やすくとれてるはず・・・

 足元が今までの段差ではなく普通の岩の斜面なので、見上げる時は注意です。


 かねのくさりの方には回らず、そのまま男道を進む。

 袖すり岩や馬蹄石を過ぎて、とうとう上宮へ到着!

 10時半頃に出発し、いろいろ見てたのですがそれでも到着したのは12時過ぎでした。

 けど着いた当初は小学生たちで賑わっていて居場所がなかったり;

 小学生たちがキャンプセンターの方に下っていったところでやっとゆっくり見物。

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 この先は断崖絶壁。

 ひぃ(((((´Д`;)))))


 女道へ下る方の近くにも、なにか削り取られた後のある岩が。

 なんと彫られていたんだろう。


 落ち着いたところでお昼ご飯。

 チキンとビールをいただき、途中で祓ってきた欲が山頂にてまたついたかも(´ー`)


 当初は女道の方から座主跡等や坊跡を辿る予定だったのですが、そちらはキャンプセンターのある方向。

 というか、座主跡がキャンプセンターらしく、小学生たちもその道を下山するそうなので、今回は大人しく来た道を引き返すことに。


 けど、結局途中で合流w

 石段は昔の手作りのもののため、段差がバラバラ。

 登りよりも足にきながらなんとか下山(´Д`;)

 久しぶりに膝が笑ったorz



 この宝満山、大宰府天満宮からそんなに遠くなく、平日でも登山にいらっしゃる方が多い山。

 実際、金曜日だったのですが途中結構な頻度で人とすれ違ったり、追い越されたりw

 なのでどこかここかで人に会うため、寂しくなることはないと思いますw

 上宮までほぼ道なりに石段が続くため、本格的な登山装備ではなくても動きやすい服装や靴周り、食べ物、飲み物タオル等を持つことだけでも挑戦できます。

 毎日登られてる方なんかすごいラフな服装だったり(@@;)


 興味のある方、ぜひ登山いかがですか?

 とはいってもやはり山は山。

 足元には十分注意していきましょう。


mthoumanmap021.jpg

 登山中ずっとポケットに入れてたのでクチャクチャだけどマップw


ラベル:文化財
posted by りび at 20:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ひさしぶりぃ〜っす。もののけでおま。
文化財調査だとぉ!?
うらやましぃぃぃぃぃ!!!!!!
こっちはいまだ腰が治らず…。
直立不動三十分持ちません…。
あぁ、誰か私の腰をなおしてくれぇぇ…。
Posted by もののけ太郎 at 2008年10月29日 07:30
お、もののけさんお久しっす。
調査といってもほんとに雑用係でついてまわるだけっす。
いろいろ教えてもらえるので楽しいですけど。
腰は、整体とかはどうかね?
あとはマッサージチェアとか・・・
Posted by りび at 2008年10月29日 18:36
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